建物の盗難といわれると、建物が盗まれることはないから必要ないと感じる方も多いと思います。
しかし、火災保険の「盗難」の補償は、直接、何かモノが盗難された場合だけの補償ではありません。
例えば、空き巣が侵入した場合、窓ガラスを強引に割って入ったり、土足で部屋を荒らしたため床や壁が汚れたり傷ついたりすることがあります。この場合、建物の「盗難」の補償をセットしていれば、壊された窓ガラスや床の修理にかかった費用が補償されます。
ただし、空き巣に入られて気味が悪いから鍵を換えたいという場合、鍵に損害がなければその費用は補償されません。