木造建物の主な工法は?
木造建築の主な工法は「枠組壁(2×4)工法」と「在来工法」の2種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。
●枠組壁(2×4)工法
北米で開発された建築工法のひとつで、躯体を構成する部材として2インチ×4インチ断面の角材が多く使われています。この規格材と構造用合板の面材を用いてパネルをつくり、そのパネルを組み合わせて建築する建築工法のことです。
2×4以外に2×6、2×8、2×10などの工法もありますが、これらも2×4と同様の取扱いとなります。
●在来工法
土台や柱、梁などを用いて組み立てられる日本の伝統的な建築工法のことです。在来軸組工法ともいいます。